『BORN TO RUN』読書録
10月の読書
BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
- 作者: クリストファー・マクドゥーガル
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/07/31
- メディア: Kindle版
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ワイは、腰痛を持っています。
ぎっくり肩、ぎっくり首、ぎっくり腰のキャリアを順調に重ね、おまけに足首も捻挫でプラプラ…。
運動を始めたら、ハムストリングスと内転筋を肉離れ。
でも、健康になりたいです。運動とかしてみたんです。
けがをしないからだがほしいのです!
というわけで読んでみました…。
参考になったところ…
P156「楽に、軽く、スムーズに、早くと考えるんだ。まずは楽にから。それだけ身に付ければまぁなんとかなる。次に軽くに取り組む。軽々と走れるように、丘の高さとかは気にしないことだ。」
→「楽に」の追求はアレクサンダーテクニックと通じるところがありますね。
p252
「足の中心となるのは土踏まずだ。重量を支えるためのデザインとして、
これほどこれほど優れたものは歴史上見当たらない。…足のアーチを
あらゆる面から強化するのは、26の骨、33の関節、12のゴムのような間、
そして18の筋肉からなる伸縮性の高い網であり、これはいずれも耐震構造
の吊り橋のように収縮する。シューズを履くのは、足に行物をはめるよう
なものだ。とハートマン博士は結足にギブスをはめれば、6週間で筋肉組織
の40%から60%は萎縮するだろう。」ということで
「週三回、裸姿で濡れた草の上を走ること 」をおすすめしていますね。
→立派なはずのワイの土踏まず…見事に崩れかけてます。
ベアフットランのおすすめということですよね、ビムラムシューズを
買ってみたので、また経過を報告します!
p175あたり
ランナーにとってよい食事
○肉ぬきの食生活
×卵、チーズ、アイスクリーム、砂糖、精白小麦
「 炭水化物はタンパク質よりも早く胃を空にするので、日常的に
十分なトレーニング時間を確保しやすい。筋肉を作るのに必要な
→体力をつけるのに肉ばっかり食べてました…炭水化物でいいんですね…。
p217
「下り坂を走るときは、足首をくじくのはもちろんだいたい四頭筋を
痛めやすい。だから上り坂のつもりで走るのがコツだ。丸太を転がす
木こりのように足を体の真下で回転させず、歩幅を狭めとスピードを
コントロールすると良い。」
→「ヒャハーー」と思いっきり足を打ち付けてました!
P304
「走る前にストレッチするのをやめ、すぐに体動かすことにした。
ダッシュ、腕立て伏せ、ジャンプスクワット、腹筋。エリックからは、
1日おきに30分の基礎体力訓練を飾れた。そのほとんどはフィットネス
ボールを使って平衡感覚を磨き、補助的な筋肉を刺激するためのものだった。」
→ワイの身体は準備運動のストレッチって、かえってけがをしてしまうんでは
ないかな、という仮説が正しいような気がしてきました。
平衡感覚も合わせて鍛えたほうがいいんですね~。
p310
「もしかしたら、それこそ横隔膜が腰椎にくっついている理由なのかもしれない。
腰椎が頑丈で動かないからでなく、伸びやすくて動くから。収縮するからなのだ!
…動物が飛び出すときに背中を伸ばすのは単に推進力のためでなく、
呼吸のためであるのは明らかだ。…我々の体で大事なのは空気を取り込むことだ!
…空気を取り込むことが我々の体のあり方を決めたのかもしれない。…
初期の人類が地面から拳を離して直立し、他の生物と袂をわかった理由を
突き止めたものはこれまでにない。」
→ワイは呼吸が浅いので、体中がすぐこります。
腰回りは固くてかたくて、鉄板です。呼吸を取り入れると柔らかくなるかも…と
いう希望。
直立歩行に進化したのは、呼吸のためだというのは面白い仮説ですよね。
P344
「19歳を振出しとして、ランナーたちは毎年早くなり、27歳でピークに達する。
27歳を過ぎると、タイムをおち始めるのです。
さてここで問題‐ 19歳の時と同じスピードに戻るのは何歳の時か?」
→答えは何歳だと思いますか?
なんと!64歳!
64歳と19歳が互角に渡り合えるマラソンは、すごいですね。